かみ合わない親子のやりとりが教えてくれたこと

こんにちは!
子育てをしていると、うまくいかないことやイライラしてしまう瞬間がどうしてもありますよね。
毎日が慌ただしくて、疲れやストレスが積み重なっていると感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、このブログを通じて「わたしだけじゃない」という
安心感を持ってもらえたら嬉しいです✨
完璧な親なんていないし、みんなが試行錯誤しながら子どもと向き合っています。
少し肩の力を抜いて
「子ども目線で見る」
「やりとりのズレに気づく」
という小さなヒントを一緒に探していきましょう。
そうして気づくことで、子育てに余裕が生まれ、イライラやモヤモヤも少しずつ楽になります。
”砂場”で見つけた親子の本音
”子どもと噛み合わない日々に小さなヒント”
フルタイムの会社員を辞めて、
ふと時間と心に少しの余裕ができた日。
4歳の息子と一緒に近所の公園へ行きました。
公園へ向かう途中、ちょうど真っ赤な彼岸花が咲いているのを見つけて
「これは毒があるから触っちゃダメだよ」と声をかけます。
息子は何気なくその花を眺めながら、すぐに目を輝かせて砂場へ
息子は砂をほり、バケツに詰めては山を作り、そこにバケツいっぱいに集めた木の枝(30本くらい)の枝をさそうとしていました。
「まま、いっしょにやろう!」
私は「今日は一緒に遊ぶぞ」と意気込んでいたので、
息子の細かな指示を聞いて、砂をほって山を作り…
言われたとおりにやっているハズなのに
「ちがう!」「もっとこう」とどこかズレてしまうやりとりに、お互いイライラが…
そこで私が体験したのは、「噛み合わない」親子のコミュニケーション。
砂場での遊びは、4歳児の息子なりに「理想の世界」であり、表現したい世界を一生懸命作っているところでした。
帰り道、「とって、とって」とせがむ息子に「取れないよ、毒があるから」と答えるわたし。
しかし本当は「写真を撮ってほしい」という意味だった。
子どもの伝えたいことと、自分の受け取り方がズレていたのだと気づいた瞬間でした。
よくあるやり取りですし、笑いばなしにもなるのですが、仕事中心だった頃も、貴重なやりとりが
すれ違っていたかもしれないとふと、振り返ってしまう瞬間でした。
この日、子どもと親の間にある「視点の違い」に改めて気づきました。
これを単なるズレで済ませずに、お互いの世界を理解し合うための第一歩にしていきたいなと感じました。
“どうして伝わらないの?”が楽しくなる!

子ども目線の世界に一歩踏み込んでみた
さらに振り返ったわたし…
会社員時代は仕事にかかりきりで、子どもと過ごす時間なんて、
文字通り「ほっとんどゼロ」。
まるで仕事と育児が別々の惑星にあるような生活の繰り返しでした。
そんな忙しさの中でたまに一緒に過ごせる時間も、
実は「噛み合わない」ことだらけだったことに、今さら気づくんです。
砂場でのあのやりとりを思い出すたび、あの頃の私は
「子どもの世界の言語」をまったく話せていなかったなと。
息子の「枝30本作戦」に全力でついていこうとしたのは、
まだまだ余裕がなかった証拠かもしれません。
”仕事を辞めて時間と余裕ができたことで、
やっと子ども目線を借りて物事を見ることができるようになりました”
この「見方を変えるきっかけ」が、
親子の関係においてどれほど価値があるかを、身をもって感じています。
これからの時間は、もっと「ズレ」も「噛み合わなさ」も含めて楽しみながら、
子どもと向き合っていきたいなと思っています。
イライラを笑顔に変える簡単メソッド
子どもと毎日向き合っていると
「あれ?なんでこんなにイライラしてるんだろう?」と
自分を責めたくなる瞬間、ありませんか?
でも安心してください、それは「下手な親」だからじゃないんです。
ここでちょっとした秘訣をお伝えしますね。
「こども目線」を借りて想像してみるエンプティチェア
そのズレを解消するカギは「こども目線」を借りて想像してみること。
心理学のカウンセリング技法にもある
「エンプティチェア」という空っぽの椅子に自分を座らせて、
相手の立場になってみるというもの。
イライラしたり、子どもの行動がどうしても理解できない時。
親の目線でいう「子どもが言うことを聞かない」と感じた時。
ぜひ、グッとこらえて”こどもの目線”を本気で想像してみてください。
子どもが未熟なだけじゃないことに気づいてしまうかも…
意外とこの小さな行動が、親子のイライラをぐっと減らして笑顔を増やしてくれる魔法の一歩なんです。
”親子の「ズレ」も余裕の源に変えていこう”
全てを子どもにピッタリ合わせるなんて、正直言ってムリです。できなくていい。
親だって人間ですから、「噛み合っていないな」と感じることはあります。
でも、そのズレに気づくだけで、親子関係はぐっと変わり、
子育てにちょっとした余裕が生まれるんですよね。
小さなやりとりのひとつひとつが、実は大きな気づきにつながっています。
子どもの奇想天外な言動にも、「ああ、こういう見方もあったのか!」
と新しい扉が開く瞬間があったりするのです。
だから、ぜひ「こどもから見た親」を想像してみてください。
子どもの目線にちょっとだけ立ってみると
「あの時のあの態度はなかったな…」とゾッとしたり💦
不思議とイライラが和らぎ、子育てがもっと楽しく、ゆったりした時間になります。
”子供の目線”を自由に使いこなせるようになったとき、
普段の日常のやりとりが少しだけ楽しく変化するかもしれません。