①『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』

【すべての人に届けたい、大人のための“人生の羅針盤”】
こんにちは!
「LIFE SHIFT」は女性だけでなく、すべての人に読んで欲しい一冊です。
特に30代以降の社会人には、まさに心に刺さる表現や考え方が満載✨
今までなんとなく抱えていた人生への違和感
その正体、そして漠然とした不安に立ち向かうための提案がつまっています。
久しぶりに読み返したところ、自分のライフステージや価値観の変化によって新たな気づきが生まれます。
もし今、将来やキャリアに悩みや不安があるなら
『週末の3時間だけ時間を確保』して思い切り一気読みすることをおすすめします。
きっと読み終わった後には、「自分で動かなくちゃ!」という気持ちが湧いて
心も思考もスッキリ整理されるはずです。
新しい生き方のヒントが欲しいすべての人へ、ぜひ手に取ってみてください♪
〜3のメッセージ〜
主要な3つのメッセージは以下の通りです。
1. 人生100年時代は「マルチステージ人生」を設計する必要がある
従来の「教育→仕事→引退」というライフステージモデルは通用せず、長い人生を複数の段階に分け、学び直しやキャリアの組み換えを行いながら柔軟に生きることが求められる。
2. 「生産性」「活力」「変身」という無形資産を育てることが重要
幸福で豊かな人生を送るためには、知識やスキルに加えて、健康や精神的な活力、自分を変え続ける力を持つことが不可欠である
3. 自分の人生を主体的に再設計し続けることが必須
長寿化で予測不可能な変化が多い時代は、自分のアイデンティティを見つめ直しつつ、新しいチャレンジを受け入れ、変わり続けることが成功と幸福の鍵となる。
「20歳のときのあなたが”今”のあなたを見たらどう思う?」
今は未来の積み重ね。
今、くだそうとしている決断は、未来の自分に厳しい評価に耐えられますか?
行動した人だけが手にいれられる自分らしい未来
大勢の開拓者(パイオニア)が生まれ、ロールモデルもない時代。
働き手が望むほどの柔軟性を発揮できる企業は一握り。
「主体的に変わり続ける人生戦略」を
日常的に実践するための具体的なステップをご紹介します。
より良い人生を考える、自分と向き合う上質体験を。

この記事をまとめるために久しぶりに読み返してみて
やっぱりとても深い本だと改めて実感しました。
普段よく耳にする「人生100年時代」という言葉や、年金問題
80歳まで働く必要があるという話も、この本を読むと一つ一つが自分のことと
して深く考えられるようになります。
「教育→仕事→引退」という学歴社会の枠組みが崩れ
年齢と人生のステージが必ずしも結びつかなくなった今、この変化は大きなチャンスです✨
大事なのは、この変化を前向きに捉えて行動し続けるか
それとも焦って何もしないか。
行動を常にアップデートし、自分の人生を自分でデザインしていくことが求められていますね。
まさに人生100年時代を生き抜くための根幹的な考え方で、
本書全体の核心部分です。
長い人生を充実させるためのヒントが詰まった1冊として、
多くの人に手に取ってほしいと思います。

サクッと読みたい方にはこちらもおすすめです。
原作の『LIFE SHIFT』とは別の内容ですが、働くママとして共感できるポイントが多く、
「頑張ろう!」と思える1冊です。
②100年前から見た21世紀の日本 大正人からのメッセージ

平安時代は大正時代と酷似している?
本書は、大正時代と現代日本を“安定期仲間”として並べ
100年前の論客たちが残したあれこれを現代へのメッセージとして読み替えた1冊です。
まるで「歴史先輩からのLINE」が突然届いたかのように、
当時の言葉が今の私たちに突き刺さります。
時代背景を比較すれば、変わったこともあれば
「え、まだそれやってるの!?」
とツッコミたくなるほど変わっていない部分もあって、笑ってしまったり。
こうして眺めると、「時代は変わった」と胸を張りたいところですが、
大正人が現代に来たら
「おーい、日本、まだ宿題終わってないぞ!」と喝を入れられそうです。
本書はそんな“宿題”を笑いながら、でも真剣に考え直せる、一種のタイムトラベル本なのです。
【もっと本を読むべし】

本書を読んでみると、「あれ?これ令和のニュースじゃなくて大正の話だよね?」
と二度見したくなる場面のオンパレード。
女性のキャリアや社会進出、政治家の質に働き方改革、
挙げ句の果てにはフェイクニュースまで──大正人、恐るべしです。
なんだか100年前の人たちに
「ほら見ろ、まだやってるじゃないか」と
ニヤニヤ指さされている気分になります。
特に女性のキャリアについては、当時から真剣に議論されていたことに驚かされます。
そこには「覚悟して挑め!」という熱いメッセージが込められていて、
現代の女性たちにもかなりズシンと来るのです。
つまり、大正時代のマインドを借りれば、キャリアのヒントがぎゅっと詰まっているというわけ。
しかも本書はただの「歴史もの」じゃありません。
「もっと本を読め!」という無言のプレッシャーもついてくる(笑)
確かに今や誰でも本が出せる時代ですが、
心に響く“読み応えのある本”に出会うのはなかなか難しいですよね。
そういう意味で、この本は読み始めこそ少しクセがありますが、
慣れるとしっかり噛みごたえがあって、まるで骨太な歴史ステーキ。
だからこそ
「女性のキャリアにヒントが欲しい方」
「歴史からちょっと笑いを拾いたい方」も、
この一冊をぜひカバンに忍ばせてみてください。
読み終えた頃にはきっと、「やれやれ、歴史は繰り返す。
でも次は少しスマートにいこうじゃないか!と
肩をすくめながらも前向きになれるはずです。

③死ぬまで、働く。
生涯自立していきていく、働く意識が変わる1冊

【無理せず、でも諦めない。97歳看護師が語る働く力と人生の尊さ】
97歳で現役の看護師として今もなお現場に立ち続ける池田きぬさんは、
ただ長く働いているだけではありません。
彼女の生き方そのものが、「働くことの本質と喜び」を教えてくれます。
若い世代とシニア世代が互いを尊重し、支え合いながら共に歩む姿が描かれています。
無理をせず、自分の体力や年齢に合った働き方を選びながらも、
一歩一歩確かな足取りで社会に貢献し続けるその姿は、
正にこれから女性のキャリア構築を目指す女性のパイオニア✨
池田さんは、単に生活の糧を得るために働いてきたのではなく、
仕事を通じて自己成長を重ね、困難や苦労すらも自分の糧に変えてきました。
80年以上にわたる看護師人生は、時代の変化とも向き合いながら、
専門技術や人としての思いやりを磨き続けてきた証です。
彼女が語る「手に職を持つことの尊さ」と「仕事は日々の積み重ね」という言葉は、現代の私たちにも強い励ましとなります。
何よりも心を打つのは、体力や気力が衰えたとしても、
自分にできる範囲で社会に貢献し続けたいという揺るぎない意志です。
池田さんの生涯現役の姿勢は、単なる仕事の延長ではなく、「生きる意味」を問い続ける力強いメッセージです。
この一冊は、多くの人に勇気を与え、年齢や環境に関係なく自分の役割を見つけ、
輝き続けることの大切さを教えてくれます。
