自分の価値観とライフプランを見つめ直す方法
「そろそろ仕事を再開したいけど、このまま前の仕事に戻るのがいいのかな? それとも新しいことに挑戦してみようかな?」
――そんなふうに悩んでいませんか?ライフスタイルが変わると、これまで大切にしてきたことや、これからの生活のイメージも少しずつ変わっていきますよね。
だからこそ、復帰するのか、思い切ってキャリアチェンジをするのかを考えるとき、自分の価値観やライフプランをあらためて見直すことが大切なんです。
実際にこれからの働き方を想像してみると、選択肢ごとのメリットやデメリットが見えてきますし、「こうしたい」という答えも出やすくなります。
もしも新しい分野に挑戦したい気持ちがあるなら、資格取得が大きな味方になってくれます。知識やスキルを形にできるだけでなく、【自信】にもつながります!
この記事では、自分を見つめ直す方法から、キャリアチェンジに役立つ制度や私自身の体験談まで、気軽にご紹介します。
まずは、今後の働き方や生活スタイルを想像してみましょう
子どもの成長段階や家庭環境を踏まえ、どのような働き方が現実的か、育児と仕事のバランスは?
選択肢は何がある?時短勤務・リモートワーク・フレックスタイム制度の利用など、柔軟な働き方が可能かを検討。
※そもそも、時短勤務って理解できていますか?リモートワークと在宅ワークは同じ?
フレックスタイム制度はどこでもできるの制度?など、もう一歩掘り下げて考えてみましょう。
自分が譲れない条件(自宅近くの職場、残業の有無など)をはっきりさせることで、復帰後の生活もイメージしやすくなります。
仕事復帰する、具体的な選択肢のメリット・デメリットは?
メリット:これまでの経験とスキルを活かせる、職場環境に慣れているためスムーズに復帰しやすい。
デメリット:育児との両立が難しい場合がある、柔軟性が低い場合は負担感あり。
メリット:働き方や仕事の内容を一新でき、家庭の状況に合った選択が可能。
新たなスキルの習得や自己成長の機会にもなる。
デメリット:新しい職場や仕事に慣れるまで負担が大きい可能性、転職活動に時間と労力が必要。
これらを踏まえ、「自分らしいキャリア」を見直し、数年後のキャリアビジョンを描くことが成功ポイントです!家族や周囲の協力体制を整え、現実的なプラン設計を行うことが重要です。
キャリアチェンジのためのステップと支援制度のご紹介
- スキルアップや資格取得の方法
- 育休中にできる準備や情報収集のポイント
- 国や企業の支援制度、育児支援サービスの紹介
スキルアップや資格取得は、実は仕事のやる気アップや効率アップにつながります!
新しいことを学ぶと、今まで以上にできることが増え、少しずつ責任ある仕事も任されやすくなり、結果としてキャリアや収入アップにもつながります。
何より、仕事が楽しくなって「自分、頑張ってる!」と実感できるのも大きなポイント。
資格を取れば、客観的事実として努力の結果をアピールしやすくなるので評価も上がりやすく、昇進や昇給のチャンスにもつながる可能性も♡
育児をしていると、自宅で一人で過ごす時間が長くなり、時には社会から離れて寂しく感じることもありますよね。そんなときこそ、1日の中で「ここは頑張った!」というポイントを作るのが大切。そうやって自分を認めることで、気持ちが安定しやすくなります。
どんな資格にチャレンジするかは、大きく分けて専門スキル系か趣味系のどちらかがおすすめです。
赤ちゃんのお世話もしながらなので、無理せず気軽に、自分にとって簡単そうな資格から始めると長続きします。
私の資格取得体験談
参考までに、私自身の体験談として、産休中に資格を取得したときの流れや、実際に取得後どのように活かしてきたかについてご紹介します。ここでお伝えしたいポイントは、「資格取得そのものが目的」ではなく、「新しい学びに一歩踏み出した結果、どのような成果や活かし方があったか」という点です。ぜひ、今後の学びやキャリアのヒントとして参考にしていただければと思います。

一人目の育休中
取得資格:食生活アドバイザー3級
育休期間:1年半
学習期間目安:約3ヶ月
資格情報:学習時間50時間目安、試験の合格率は65%と比較的高い難易度のため公式テキストを利用することを推奨されている。
取得方法:ユーキャン(通信教育)
【資格取得の目的とその後の成果と活かし方】
まず家族の健康を守るために「栄養の基本」をちゃんと身につけたいと思ったから、食事の栄養バランスを考えられるようになれば、家族みんなが安心して食卓を囲めますし、調理法やメニュー作りにもきっと役立つと感じました。
実際に資格を取得してみると、日々の献立を考えるときに自然と栄養バランスを意識できるようになり食材の扱い方やスーパーでの商品選びのコツなども体系的に学べたので、日常生活で「役立つ知識」としてすぐに活かせています。さらに、食生活を整えるうちに美容やダイエットへの意識も高まり、健康へのモチベーションがぐっとアップしました。
資格を通して得た知識は、家族のためだけでなく、自分自身の生活をより豊かにしてくれると実感しています。

二人目の育休中の取得資格一つ目
取得資格:モンテッソーリトレーナー
育休期間:2年間(産休中も含めて約2年3ヶ月)
学習期間目安:約1ヶ月
資格情報;子どもの生まれながらに持つ能力を伸ばし、自己肯定感を高くする、モンテッソーリ教育法の知識や実践方法を身につけた専門家!それがモンテッソーリトレーナーです。
取得方法はこちら↓↓

【資格取得の目的とその後の成果と活かし方】
私が資格を目指したのは、自分自身がモンテッソーリ教育を受けて育った経験もあり、その学び方に興味を持っていたからです。
資格を取得した今では、より詳しく体系的に理解できたことで、子どもの成長段階に合わせた関わり方や、発達に合った教具(おもちゃ)の選び方を実生活で実践できるようになりました。おうちで「お家モンテ」を取り入れながら、子どもと一緒に成長を楽しんでいます。
また資格は、完全オンラインで学べるのが魅力でした。スマホから手軽に動画を見たり、練習問題に取り組めるので、すきま時間を活用してコツコツ学習を進めることができました。

二人目の育休中の取得資格2つ目
取得資格:ヨガインストラクター
育休期間:2年間(産休中も含めて約2年3ヶ月)
学習期間目安:約1ヶ月
資格情報
ヨガの理論から実践まで幅広い知識を身につけて、身体の不調を訴える人や健康、美容を手に入れたい人を支えることができる専門家。それがヨガインストラクターです!
身体の不調を訴える人や健康、美容を手に入れたい人を支えることができる専門家。それがヨガインストラクターです!
取得方法はこちら↓↓

【資格取得の目的とその後の成果と活かし方】
コロナ禍で宅トレが流行ったこともあり、「せっかくだからヨガをしっかり学んでみたい」と感じたことでした。ハードな筋トレは続けられる自信があまりなかったので、まずは自分のペースで取り組めるヨガを選びました。
今では、毎朝10分の朝ヨガを習慣にしています。呼吸を意識しながら体を動かすことで、基礎代謝もアップしたと感じますし、忙しい日でも気持ちを「オン」と「オフ」に切り替えることが上手になりました。

そして二人目の育休中の取得資格3つ目
資格取得:国家資格キャリアコンサルタント
育休期間:2年間(産休中も含めて約2年3ヶ月)
学習期間目安:約10ヶ月 学習時間目安150〜200時間
所属スクール:リカレント
資格情報:厚生労働省認定の養成講座受講生:講座で150時間学び、さらに自主学習が必要です。
独学の場合:最低でも150時間をひとつの目安とし、余裕をもって200時間以上とありますが、体感としては独学の方の合格率は非常に低いため、給付金制度を活用し確実の合格したい方は専門スクールで学ぶことを推奨します。
【資格取得の目的とその後の成果と活かし方】
会社員として、女性が働きやすい環境づくりを推進してきた経験から、キャリアについてもっと体系的に学びたいと思い、この資格を取得することにしました。さらに、国の給付金制度があることを知り、費用面でも負担を抑えられたのも大きな後押しでした。
資格を取った今は、企業内でキャリアコンサルタントとして実際に活動しており、社員の皆さんのキャリア支援に携わっています。学んだことを生かして、多くの方の働く環境をより良くするお手伝いをしています。
このように私は、1人目の育休中に、まず資格を1つ取得しました。
2人目の育休のときは、気持ちにも少し余裕があったのと、1人目の時の成功イメージがあったので資格取得することは決めていて、1か月ほどで取れる趣味の資格を2つ取りました。正直「趣味」程度にはなりますが、参考書や本を読む感覚で少しだけ人よりは詳しくなります。
それから、国家資格に関しては社会人スクールにも通って、専門資格を1つゲットしました。
振り返ると、育児と家事の合間の時間は、いつも何か手を動かして勉強していました。
教育訓練給付金制度については改めてご案内しますね。
専門系資格を取得する際は必ず利用したい国の制度です!
育休中は、時間の調整がしやすいので、自分のことを見つめ直したり、働く会社や業界の情報をじっくり集めるチャンスです。
家事や育児と上手に両立しながら、無理なく情報収集をするのがポイント。
そして、仕事に戻る準備として職場との連絡を続けておくことも大切です。
育休の間にしっかり情報を集めておくと、復職後の不安が軽減して、スムーズに仕事に戻りやすくなります。
国や企業が用意している支援制度や育児支援サービスを活用すると、育休後も安心して働き続けられます。
今回取り上げた、教育訓練給付金制度についても別途ご案内していきますね。
まとめ
• 育休中のキャリア選択は焦らず自分に合った道を探すことが大切
• 選択肢は多様で、必ずしも以前の働き方に戻る必要はない
• ブログやコミュニティでの情報共有や相談をおすすめ
