マイペース・反抗「早くして!」が通用しない子に。小学生が自分で動けるようになる『時間管理術』

小学生

😭 毎日イライラ…「なんでできないの?やらないの?」から卒業しませんか?


こんにちは!

「早くしなさい!」

「宿題やったの?」

毎日の声かけに疲れていませんか?

マイペースなお子さんや、親の声かけに反抗しがちな小学生を前に

親のイライラは募るばかりですよね。

しかし、もしお子さんが…

  • 朝、起こさなくても起きる

  • 朝学習の習慣が身につき、自主的に行動できる

  • 学校や塾の宿題、支度などを進んで取り組む

  • 声かけだけで、最低限のやるべきことは自分でやる


こんな風になったら、どれだけ子育てがになるでしょうか?

もっと、自分のことに頭の容量を使えますよね!!

じつは、高価な教育グッズも、特別なやる気スイッチも、必要ありません

まずは、保護者の方が「あること」を徹底して習慣化するための環境づくりが鍵になります。

💡 元教育支援カウンセラーが解説!自主性が育つ『時間管理術』


わたしは、元教育支援カウンセラーとして


小学生から高校生まで、個別に学習支援を行ってきました。

「なんでできない?」

「やらない?」の背景には、様々な理由がありますが、多くの場合

子ども自身に原因があるのではなく、家庭でのアプローチや環境に改善の余地があることが多いのです。

対象年齢の目安:低学年までが最も効果的!


この方法が最も効果を発揮するのは、幼児〜小学校3年生までのお子さんです。

【補足】 一般的に、小学校3〜4年生頃を境に、子どもの脳の構造が変化し

「言われたことを意味を深く考えず素直に行動に移す」ことが難しくなります💦

これは”健全な成長の証”ですが・・・

習慣を変えるなら低学年までのアプローチが効果的で、先を考えると今やっておけると

高学年になった時に、とてもスムーズです。

4年生以上のお子さんもギリギリ間に合う可能性がありますが、より別の工夫が必要になる場合もあります。

まずはこの基本を試してみましょう!

【3週間で解決!】小学生が自分で動けるようになる”時間管理術”


ゴールは、

子どもが自主的に動く習慣化です。

親のペースで、一方的な指示”ではなく、「子どもとの共有」「親の覚悟」が重要です。

ステップ1:まず、『親』が「3週間ミッション」をやり切る覚悟を決める


子どもに言い聞かせる前に、

まず保護者自身が「3週間、これを徹底してやり切る」と覚悟を決めてください

なぜ3週間なのか?

大人も同様ですが、人が新しい習慣を身につけるには、最低でも3週間継続が必要と言われています。

やったりやらなかったりでは効果が出ません。

ステップ2:親のストレスと子どもの「やるべきこと」を整理する

1️⃣ 日々ストレスに感じている「声かけ」をリストアップ

毎日、どんな声かけに最もストレスを感じていますか?

5つリストアップしてみましょう。

  • 例:「早く準備しなさい」
  • 例:「宿題、もうやったの?」
  • 例:「いつまでゲームしてるの?」


2️⃣  優先順位を決める

お子さんに絶対に完了させてほしいこと(MUST)

できたら嬉しいこと(WANT)を分けて、MUSTに絞り込みます。

絶対に完了させてほしいこと(MUST)

  • 例:学校の宿題
  • 例:明日の支度(持ち物準備)
  • 例:朝食を時間内に食べること

MUST項目(親と子で共有)完了目安時間
1. _______________ (例:朝食を7:30までに食べきる)____時____分まで
2. _______________ (例:学校の宿題を終わらせる)____時____分まで
3. _______________ (例:明日の学校の支度をする)____時____分まで
4. _______________ (例:習い事や塾の課題)____時____分まで

ステップ3:3週間、親子で徹底する「3つのルーティン」

この3ステップを、3週間、徹底して毎日続けてください

一度でも途切れたら、ノーカンで振り出しに戻る覚悟が必要です🔥


3週間ミッション 進捗トラッカー】

1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目
1週目⬜︎⬜︎⬜︎
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2週⬜︎
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3週目⬜︎
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①【課題のリストアップ】本日中に終わらせる課題を共有する


本日中に終わらせるべき課題や予定(MUST)を可視化してリストアップします。

②【時間設定の共有】いつやるか、時間設定を共有する


「何時までにどこまで終わらせるか」

を子どもと一緒に決め、目に見える形で共有します。

これが一方的な指示にしないためのポイントです。

💡 子ども目線で考えると…

親が思いついた時に「今やれ!」と言うのは、

「今別のことしているのに、なんで今言うの?」とストレスに感じます。

全体像が見えず、行き当たりばったりになる原因にもなります。

これは、良い集中をしているときの妨げになってしまうケースもあります。

3. 【完了のチェック】終わったら必ず確認する

課題が終わったら、必ず確認(丸つけや解き直し、支度チェックなど)をします

これが、子どもが「適当にやっても親は見てない」という手抜きを防ぎ、努力を見届けていることを伝える最も重要なステップです。

まとめ:今、親が時間を投資することが「一生の贈り物」に

マイペースで反抗的な態度の子どもが変わらない原因は、環境やアプローチ次第で変えられます。

自主的に動かない子どもの行動は、裏を返せば…

  • 「気が向いたらやる。そして後回しになって疲れて適当になる。」

  • 「全体像が見えていないので、抜け漏れが出る。」


これらを解消するのが、この**「可視化」と「親子の共有とチェック」**です。

わたしは、教育者として15年以上支援する中で、

”自分で決めたことを計画的にやりきる力こそ”が、成長していく上で、そして他者との関係性を築

く上で、必ず必要になる力だと確信しています。

どんなに高価なモノを与えるより、親が子どもへ時間を投資してプレゼントしてあげられる良き習

慣こそが、絶対に奪われない、一生の贈り物です。

ぜひ、今日から3週間!覚悟を決めて行動してみてください。

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