自己研鑽と知識を深める”ベストセレクション”を解説!

こんにちは!
キャリアコンサルタント資格を目指す方にとって、専門本と周辺知識の最新情報をキャッチしていくことはもう一つの必須科目!
どの知識をどのくらい勉強しておいた方がいいの?
『本当に役立つ一冊』を見極めることが大切!
2022年度にキャリアコンサルタント試験に一発合格し、教育分野で進路指導やカウンセリングを
してきた私が、受験期に専門スクールの先生から推薦された必読書から、実務をするうえで役立つ本をご紹介します。
まずは、必読書をおさえましょう!
読書はキャリコンに必須の”自己研鑽”のひとつ
キャリアコンサルタント(以下キャリコン)にとって、継続してほしい「自己研鑽」の一つが読書です。
試験に合格するためには、まず基礎理論や法律など、幅広い知識を学びます。
暗記だけでなく、実際に社会人としてのスキルアップも欠かせません。
そして、資格を取った後も学びは続きます。
時代の変化に合わせて知識をアップデートし、常に成長していく姿勢が大切。
ネットで得られる浅い情報だけではクライアントや相談者の力には、なれません(通用しません)
なぜ読書が必要?
しつこいですが🙏 繰り返します!
キャリコンとして関わる相手は
- 人事の担当者
- 転職支援(シニアやハイクラス転職希望者)
- 教育(年長の保護者や先生)
- 地域社会(シニア世代や役職のある担当の方) など
このように…
相手は年上だったり、年齢に関係なく自分よりもその道では豊富なキャリアを持っている方。
そんな方々に気づきを与え、サポートするには、深く幅広い知識が必要です。
【必読書&推薦図書のご紹介】
まず、基礎理論や学科試験対策としての必読書と推薦書籍をおすすめします。
今でも、たまに読み返したりする専門書リストです。
必読!試験突破のための”専門書籍5選”
専門スクールに通っている方の中には、オススメされて読んでいる人も多いかもしれませんね。
また持っているけど、本当に読まなきゃダメ?と思っている方へ
キャリコンの対策本って、まだまだ数が少ないんですよね。
しかも専門書扱いだから、図書館に置いていなかったり、本屋さんでもなかなか見つからなかったり、そしてちょっと値段も高め…。
AmazonのKindle本やaudibleは残念ながらナイ…💦
ということで、今回はぜひチェックしてほしい「必読書」をご紹介します!
① キャリアカウンセリング
『キャリアカウンセリング』(宮城まり子)は、厳しい経済状況の中で個人や企業がキャリア形成
に直面する課題に対し、専門的かつ体系的にサポートする方法を解説した本です。
キャリアカウンセリングの”基本理論”から”実践的な面接技法”
”意思決定プロセス” ”メンタルケア”まで幅広くカバーし、相談者一人ひとりの成長と自立を支援する重要性を解説してくれます。
だいぶ難しいかもしれませんが
『カウンセリングって文字にして見える化すると、こういうこと』がわかる。
キャリアの意義や進め方を学びたい人に最適の一冊です。
② キャリアコンサルティング理論と実践
「キャリアコンサルティング理論と実際」6訂版(木村周著)は、
国家資格キャリアコンサルタントの法的基盤や制度の位置づけを明示し、労働法規や倫理の内容を充実させています。
海外の最新キャリア理論や産業・組織心理学の動向も多く盛り込み、
大幅に加筆修正。専門職としてのキャリアコンサルタントのアイデンティティ確立に役立つ知識と実践方法を体系的に解説。
実務に直結する内容で、キャリア支援のための基礎原理や技法を丁寧に示しています。
こちらも難しい💦
全部読まなくて全然大丈夫です。
読む本というより『こまった時の辞書』的存在です。
私がが持っているのは5訂版なので、さらに改訂されていますね。
購入する際は、最新版か必ず確認するようにしましょう!古本屋で見つけてラッキーと思ったら
古いものだと使えません💦
③ セルフ・キャリアドック入門
『セルフ・キャリアドック入門』(高橋浩著)は、
働く人と組織が元気になるためのキャリアコンサルティングの実践ガイドです。
セルフ・キャリアドックとは、定期的に自分のキャリアを振り返り、企業の人材育成と個人の成長を両立させる仕組みを指します。
本書では、その導入から計画策定、研修内容、面談技法、フォローアップまで具体的に解説。
組織と個人が効果的に連携し、自律的なキャリア形成を促進する方法を丁寧に示しています。
企業や人事、教育領域で活躍したい方は必読です。
④キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験
「キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験テキスト&問題集」は、
合格に必要な理論や技術、倫理をわかりやすく解説した教科書兼問題集です。
豊富な図表やイラストで初心者でも理解しやすく、試験頻出ポイントに絞った解説と一問一答形式の問題も収録。(最新の出題傾向に対応し、動画解説やWebアプリも特典付き)
実務に役立つ知識が詰まった、一冊で試験対策が完結するテキストです。
本屋さんでキャリコンの対策本を探すと、こちらはよくみかけますよね。
購入はこちら↓↓ビジネス書た専門書籍をお得に購入できるサイトもあります!
⑤ 国家試験キャリアコンサルタント基礎理論
『国家試験キャリアコンサルタント基礎理論』(中川浩著)は、
キャリアコンサルタント試験に必要な基礎理論を段階的かつわかりやすく解説した入門書です。
イラストや図解を多用し、「中川メソッド」と呼ばれる暗記に頼らない学習法で、
理論家28人のキャリア理論を効率的に習得できる構成。
キャリア理論だけでなく、発達や転機、カウンセリング理論も盛り込み、試験対策と実務の両面で役立つ内容となっています。
これ、結構おすすめなのですが、置いている本屋さんは少なく、楽天ブックスでも中古しかありませんでした💦
メルカリなどで探してもらった方がいいかもしれません。
キャリアコンサルタントの”スキルアップに欠かせない推薦書5選”
①キャリアコンサルタントで年収1000万円
『キャリアコンサルタントで年収1000万円』(瀧本博史著)は、国家資格である
キャリアコンサルタント資格取得の最短ルートと年収1000万円を目指すための具体的な戦略を解説した一冊です。
著者は年間約2000件の職業相談を行う現役のキャリアコンサルタントで、実践的なノウハウや成功事例を豊富に紹介。
就活支援や中途採用支援、セカンドキャリア支援など多様な活躍の場があり、
専門分野を伸ばして稼ぐ秘訣や最速合格の勉強法も掲載されています。
キャリアコンサルタントの働き方を具体的にイメージしたくなった時にオススメです!
②こころが晴れるノート
『こころが晴れるノート』(大野裕著)は、
うつや不安に悩む人のための認知行動療法の自習帳です。
図表やイラストを多用し、誰でも理解しやすい構成で、ストレスや問題の把握、
バランスのよい考え方、問題解決、人間関係の改善など具体的な取り組みを段階的に学べます。
毎日少しずつ読み書きすることで気持ちの見方や考え方が変わり、憂うつな気分や不安が軽くなる手助けをします。
薬の服用や周囲の接し方についても解説されています。
教育分野や人事人材、転職分野の領域で活躍を希望している方にはかなりオススメです。
ドクターのように診断はしないので、あくまでも知識として理解の助けになるのと、
さらなる専門機関へリファー(弁護士や医師など)する時の目安となる基礎知識が学べます。
③認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編
『認知バイアス事典』(情報文化研究所編、高橋昌一郎監修)は、
情報過多の現代において、私たちの認知がどのように歪みや偏りを起こすかを論理学、
認知科学、社会心理学の3分野から60の代表的な認知バイアスを解説した事典です。
図表やイラストでわかりやすく説明し、日常やビジネスでの具体例も豊富に掲載。
自分や他者の思考のクセを理解し、正しい情報選択や判断力の向上に役立ちます。
不確かな情報に惑わされないための必読書です。
専門的な難しい内容をシンプルに理解できます。
④ライフシフト
こんなにあるの…もう全部読んだら大変じゃんと思っていますか?
そうですよね。でも…
あと3冊!紹介させてください!
書籍『ライフシフト』(リンダ・グラットン著)は、
人生100年時代を生き抜くための新しい生き方や働き方を提案しています。
従来の「教育・仕事・引退」の三段階モデルは崩壊し、
人生を複数のステージに分けて柔軟に生きる「マルチステージ化」が必要です。
仕事や学び直しを繰り返し、無形資産(スキルや人脈など)を育てながら
長期間のキャリアを設計します。豊かで幸福な人生には、
時間とお金の使い方の工夫も重要で、新しい人生シナリオを意識することが求められます。
さらに”LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2)”や漫画で解説している本も多数あるので
読みやすいものを見つけて必ず読んで欲しいです。
⑤ LISTENーー知性豊かで創造力がある人になれる
『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』(ケイト・マーフィ著)は、
現代社会で失われつつある「聴く力」の重要性を説いた書籍です。
聴く力は他者理解や共感を深め、孤独感の軽減や人間関係の改善に役立ちます。
単なる受動的な行為でなく、相手の背景や感情を積極的に理解しようとする能動的なプロセスで
あり、これにより知性や創造性が豊かになります。
聴くことを習慣にすることで、人生や仕事、人間関係が豊かになると本書は説いています。
人と話をする時、「次に何話そう」と頭の中で考えていませんか?
それでは本当の・・・聴くことは残念ながらできていません。
気になる方はぜひ読んでみてください。
⑥世界の一流は「休日」に何をしているのか
『世界の一流は「休日」に何をしているのか』は、
世界で活躍する人々が「休養」と「教養」を戦略的に休日へ取り入れ自己効力感を高める重要性に
気づかせてくれる一冊。
〈引用〉
『働きがいとか、生きがいというものは、仕事をしているときではなく、
休みのときにを満喫できることで感じるものなのです。』
趣味や学び、家族との時間、運動や瞑想を組み合わせてメリハリをつけて過ごすことで
心身を充電し、知的エネルギーも蓄える。
休日の過ごし方を主体的に設計し、日常や仕事の質を底上げするアプローチが紹介されている
逆の方が多いのかと思いますので「働くこと」を身近で支援する仕事だからこそおすすめの一冊です。
↓↓
こちらは、Amazonのaudibleでも聴き放題対象となっていて
よく聞かれているオーディオブックのランキングトップになっています。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した本は自己研鑽に必要なオススメ本のほんの一部です。
ぜひ週に1冊は本を読み、資格勉強勉強をしながら自己研鑽をする習慣を身につけておきましょう!
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